アメリカ利上げを決定!バブル崩壊へのカウントダウンか?

大方の予想通りアメリカが利上げを決定しました。
個人的にはこれでアメリカのバブル崩壊、株価暴落の可能性は非常に高くなったかなと思います。

もちろんこれは、一個人投資家の予想にすぎませんので投資の判断は自己責任でお願いします。

 

FRBは14日、政策金利を0.25%引き上げることを決定しました。
報道によるとFRBは来年の利上げ回数についても3回を想定し、利上げのペースを加速させる見通しを示したようです。(参照:ロイター

そうですか…「来年もガンガン利上げするわよ!」って力強く宣言した感じですね。
…やっちまいましたね(悲)

 

金利上昇の影響

以前の記事(アメリカ経済がバブル崩壊前の日本にそっくり?利上げと株暴落のリスク)でも書きましたが、これまでのアメリカは量的緩和政策によってお金をたくさん刷り、低金利政策によってお金を借りやすくして景気を支えてきました。
低い金利なので株や不動産に投資する人が増え、それらの価格が上昇しました。

そんな中、FRBは2014年10月に量的緩和を終了し、昨年12月に続き今回2回目の利上げを決定しました。

僕はアメリカ経済が好調だったのは量的緩和と低金利という「薬」があったからこそだと思います。低迷する個人消費に象徴されるように実体経済は決して良いとは言えません。

今ここで利上げを行うというのは、薬で熱が下がっただけで風邪そのものが治ったわけでもないのに無理して会社に行くようなもんです。そんなことしたらもっと悪化して風邪をこじらせます。

このタイミングで金融緩和という「薬」をバッサリ断つのではなく、財政政策などで経済の体力を回復してからの方が良かったと思います。

 

肝心のマーケットですが、ある程度予想した通りまずは上昇しました。

日経平均はごく小幅な上昇でしたが、この記事を書いている現在はダウ平均は約150ドル高で長期金利は2.6%近辺、為替は1ドル118円をゆうに超えています。

問題はこの上昇がどこまで続くのか?
年内中に大きな暴落がくるのか?年明けから怒涛の下げが始まるのか?それともトランプ就任までこのままいくのか?

 

個人的には年明けあたりから暴落しそうかなと思いますが、これに関してはなんの根拠もありません(笑)日本のバブル崩壊がそんな感じだったので。
やはり短期的な値動きは全く読めないです。

でも僕の予想が大きく外れたとしても、このまま上昇し続けると思っている人はいないと思います。

さて、どうなりますか。

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