リーマンショック以上の株価急落!今後注意しておきたいポイント

下げましたね~!

2月5日のダウ平均は終値で1175ドル安、2月6日の日経平均も終値で1071円安と大幅な下落でした。

いわゆる暴落ってやつですね!

 

ダウ平均はリーマンショック時の下げ幅を大きく超える過去最大の下げ幅となり、日経平均も2016年6月にイギリスのEU離脱で急落して以来の下げ幅となりました。

 

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金利上昇の兆し

まず抑えておきたいのは、今回の急落は政治的なリスクによって起こったものではないという点です。

したがってイギリスのEU離脱やトランプ大統領勝利による一時的な急落とは根本的に質が異なります。

両者共にその後反発し、トランプ勝利に至っては反発どころかその後の株価上昇のターニングポイントとなりました。

 

今回の下落には報道にもあるように、金利の上昇が大きく影響しているようです。

以前の記事(2018年も高騰する株価とじわじわ上昇する金利)でも警戒が必要だと指摘してきましたが、去年の年末にFRBがさらなる利上げを決定して以降からじわじわと金利上昇の兆しが見え始めていました。

 

その一方で、トランプ大統領の大幅な減税を中心とした税制改革法案が議会で可決。

これにより企業業績がさらに良くなる事が期待され、株価は上昇します。

また、各種経済指標もアメリカの実体経済の好調を反映する数値が多く、これも株価の上昇に追い風になったと考えられます。

 

これまで数回に及ぶ利上げにもかかわらず、アメリカの長期金利はなかなか上昇せず株価だけが上昇していきました。

しかし年末からの株価の上昇は金利の上昇を伴っていたのが大きな特徴です。

 

なぜ金利がここにきて上昇したかですが、これまでの利上げに加え昨年の10月からスタートしたバランスシートの縮小が主な要因でしょう。

さらに税制法案可決で債権から株へと資金が流れたと思われます。

 

何度も言いますが、今回の暴落は突発的なイベントによるものではなく、利上げとバランスシート縮小という金融引き締め政策により起こるべくして起きた事です。

そして現状では金融引き締めは継続していくことになります。

もちろん、一旦株価は戻るだろうし、更なる上昇に転じる場面もあるかもしれません。

しかし金融引き締めという基本的な流れが変わらない以上、今回の暴落の第二波、第三波に警戒しておく必要があると思います。

 

今後のポイント

今後のポイントはやはり金利でしょう。

金利上昇を警戒するのは当然なんですが、長期と短期の金利差には特に注意しておきたいと思います。

長短の金利差が逆転する逆イールドが起これば、その時が株価のピークである可能性が高く、その後に暴落の恐れがあります。

もちろん相場に絶対はないので、逆イールドになれば必ず株価は暴落するとは言えませんが、リーマンショック、2000年のITバブル崩壊、日本のバブル崩壊など近年の金融危機の直前にはすべて逆イールドが起きています。

逆イールドに関しては前回詳しく書いているので(イールドカーブで株価のピーク(天井)を予測する!)興味があればぜひ読んでみて下さい。

 

ただ、現在は長期金利が上昇傾向にあるので、直ちに長短金利の逆転が起こるとは考えにくいです。

しかし注意すべきは長期金利は下落しなくても、利上げによって短期金利が上昇する可能性があることです。

ということで、結局のところFRBの利上げの行方がどうなるのかが1番の注目ポイントになると思います。

次回の利上げは3月と見られており、これを実施するかしないかは非常に大きな意味を持つでしょう。

特にFRBの議長が前任のイエレン氏からパウエル氏に交代しているので、新議長がどのようなメッセージを発信するかも注目ですね。

 

それにしても長期金利が上昇すれば企業業績の悪化など実体経済の景気減速が懸念され、長期金利が下落すれば今度は逆イールドになる恐れもあるなど、なんと言うか八方ふさがりのような・・・。

 

まとめ

今回の急落では、個人的には「ようやく来たか」というのが正直なところです。

これまで日経平均と逆の動きをするインバースETFをかなりの量ナンピン買いしており、評価損もそれなりに膨らんでいたからです。

今回の下げでまとまった数を売却することができたので、とりあえずある程度の利益を確定できました。

株価は一旦戻ると考えていたので、インバースETFを売却したすぐ後に今度は日経平均に連動するETFを少しだけ買っておきました。

日経平均がある程度上昇したら、これを売ってまたインバースETFを買い戻すつもりです。

個別銘柄は買いたい銘柄がまだまだ割高だと僕は感じているので、当分買うタイミングは無いと思います。

 

あくまで僕個人の予想ですが、金利の上昇を抑えるのは難しいと思いますし、基本的に株価は下落の流れが続くと考えています。

したがってこの先の株式市場は、急騰と急落を繰り返しながら、徐々に下落していくと予想しています。

まあ、僕の予想ほど当てにならないものはないので投資は自己責任でお願いしますね(笑)。

 

とにかく、この先も金利の動きは最重要ポイントの1つだと思いますので、FRBの利上げについて今まで以上に注目です。

またここでは取り上げませんでしたが、トランプのインフラ整備を中心とした財政出動がどうなるかも気になるところです。もし実施されれば年末の税制改革法案よりも大きなインパクトになる可能性があると個人的には考えています。

引き続き1つのデータに偏ることなく、色々な角度から株式相場全体を観察していこうと思います。

 

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