今回は久しぶりに保有株の経過報告をしたいと思います。
6月は日経平均が2万円を突破したり、アメリカの利上げがあったりとなかなかに濃い1ヶ月でしたね。そんな中、今後の投資判断をちょっと悩み中の今日この頃です。
この保有株の経過報告は不定期でやっていきますので、良かったら今回もゆる~い気持ちで読み流してくれたら嬉しいです。
現在の保有銘柄状況
では早速、現在の保有銘柄の状況を見ていきたいと思います。
コード | 銘柄 | 株価(現在値) | 取得単価 | 保有株数 | 評価損益 | 評価損益率 |
4318 | クイック | 1481 | 1262 | 100 | + 21900 | +17.35% |
7438 | コンドーテック | 977 | 934 | 100 | + 4300 | +4.60% |
7643 | ダイイチ | 1361 | 1216 | 300 | +43500 | +11.92% |
クイック(4318)ですが、安定して上昇してくれてます。なんか前回も同じような感想を書いた気がしますが・・・(笑)。
今のところ特に大きな問題もなさそうですし、四季報の評価も高いようでそれも影響してるんですかね?
ただ、詳しくは後述しますが僕が懸念している全体相場の件もありますし、この銘柄自体、僕が購入してから約20%くらい値上がりしているのでここで一旦売却して利益確定しておくことも考えているところです。
次にコンドーテック(7438)ですが、クイックと比べると地味な値動きに感じますが、これが普通ですよね。
特に問題はないのでこのまま保有を続けます。
そしてダイイチ(7643)。
いいですね~!じわじわと上がってきてます。
ダイイチは月次の売上げ報告も安定して前年比でプラスでの推移を続けており、6月もプラス1.1%でした。月々の売上げをしっかりと前年比プラスで維持するのは地味ですが重要なことだと思います。
今後の投資判断
先程もすこし触れましたが、現在これからの投資判断について少し悩み中です。
理由はアメリカの中央銀行FRBによる追加の利上げとバランスシートの縮小です。
以前の記事(FRBのバランスシート縮小で株と不動産は暴落する? )で詳しく書きましたが、利上げとバランスシートの縮小で何が起こるかと言うと金利が上昇します。するとドルが上がります。
これだけ聞けば「ドルが上がれば米国株は上がるじゃん。円安になって日本株も上がるし、問題ないよ。」と思うかもしれません。
確かに短期的にはドル高で米国株高、円安で日本株高になる可能性があります。
しかし、中長期的にはそうはならない可能性が高いです。理由は主に3つあります。
1つ目は金利が上がるということは借金をした時に返済の負担が増えることになります。すると企業や個人は借金をして何かを購入することを控えるようになります。
例としては住宅、自動車、機械などの設備投資などです。要するに消費の低迷ですね。これにより、企業の収益が悪化しますので、当然株価は下落すると思われます。
2つ目はこれまで中央銀行が大量の国債を買い入れた資金が株式市場や不動産市場に流れ込むことによって株価や不動産価格を上昇させてきました。
しかしこれからFRBはバランスシートの縮小によって、買い入れた資産を縮小していきますので株式市場や不動産市場に流れ込んだ資金がストップすることになり、株価、不動産価格ともに下落が予想されます。
3つ目は金利が上がることで、リスクをとって株を保有するより国債や銀行預金などに資金を移す人が増える可能性が考えられます。これも株価が下落する要因となります。
僕はもともと複数回の利上げだけでも危険だと思っていたので、さらにバランスシートの縮小が加わればかなりヤバイと感じています。
以上の理由から、株式市場が大きく下落する可能性が高いと個人的には考えているので、わずかながらでも利益がでている状況で持ち株を売却して利益を確定しておこうかなと思っています。
ただバランスシート縮小は年内のいつ実行されるのかまだ未定ですし、すぐに大きな下落が来るとも考えづらいので、本当に悩み中です。
一応結構な数のダブルインバースETFも保有してるんで、突然の下落にもそれなりには利益をだせるとは思いますが(現在は結構な含み損です。笑)。
持ち株の売却などがあれば、またこのブログで報告したいと思います。