10月に入って10日以上経ちましたが、ダウ平均、日経平均ともに高いですね。
ダウ平均は相変わらずの強さですし、日経平均はアベノミクス相場開始以来の高値を更新しました!
そんな好調な相場の流れに乗れていない僕ですが(笑)、いつも通りマイペースで保有株の投資報告をしていきたいと思います。
全体相場の様子
北朝鮮の地政学的リスクのせいなのか、ハリケーンの影響か、9月の半ばまでは日経平均が多少下落する場面が見られましたが、その後は上昇を続けアベノミクス相場開始以来の高値を更新しました。
その間アメリカのFRBが10月からのバランスシート縮小を決定しましたが、市場に大きな動揺は見られません。
ドル円は112円近辺で推移しており、今のところドル高への大きな動きはありません。
アメリカの長期金利は現在2.3%あたりで推移しており、こちらも今のところ大きく上昇する動きはありません。
一方で株価だけがダウ平均、日経平均ともに上昇を続けているというのが現状です。
ドル円にしてもアメリカの長期金利にしても、ここから大きく上昇するのか下落するのか僕には全く予想がつきません。
個人的には不思議な動きだな~というのが正直な感想です。
バランスシート縮小が決定されて、さらに年内にもう一回の利上げの可能性もある中で、ドルも金利も大きく上昇するわけでもなく、株価だけが上がり続けるというのが気になります。
相場の動きなんてそんなもんだと言えばそれまでなんですが・・・。
さてこのような状況で僕の保有銘柄の動きがどうなっているのか見ていきたいと思います。
保有銘柄の動向
以下が現在の保有銘柄です。
コード | 銘柄 | 株価(現在値) | 取得単価 | 保有株数 | 評価損益 | 評価損益率 |
4318 | クイック | 1834 | 1262 | 100 | +57200 | +45.32% |
7438 | コンドーテック | 1168 | 934 | 100 | +23400 | +25.05% |
7643 | ダイイチ | 1330 | 1216 | 300 | +34200 | +9.37% |
クイック(4318)はいつも通り順調に強いです。
なんだかんだで気づけばPERが22倍を超えてますね。
まあ、最近の上昇ムードに比べれば地味な動きなのかもしれませんが。
現金比率を高めるため持ち株数を減らし、上記以外ではインバースETFを多少持っているだけの現状では、僕にとってクイックがエース的な存在ですね(笑)。
コンドーテック(7438)はここ最近ぐいぐい上昇を続けています。
以前の記事(投資判断は現状維持。2017年9月の保有銘柄公開 )でも書いたとおり、主な事業内容がインフラ関連の輸入資材販売であるため円安がデメリットになる可能性があります。
にもかかわらず、株価が上昇しているのは最近の自然災害の影響であったり、業績そのものへの期待が高いのかもしれません。
またコンドーテックは国内に4つの製造工場を所有しており、商社でありながら開発・製造も行っています。
したがって円安がそのままデメリットになるというわけでもないんですよね。
このあたりも大きな強みだと思います。
ダイイチ(7643)はこのところ株価の方は少々停滞気味ですね。
しかし月次の売上げは相変わらず堅調で、ほとんどの月が前年を上回っています。
競争の激しい生鮮スーパーでほぼ毎月、前年を上回る売上げをあげることは簡単なことではないと思います。
来月の決算発表が気になるところです。
まとめ
日経平均株価がついにアベノミクス相場開始以来の高値を更新しました。
これは約20年ぶりの高い水準のようです。
相場全体としてはイケイケな雰囲気がある一方、徐々に警戒感も現れているのかなと感じます。
僕がいつも参考にさせていただいている投資ブログもいくつか見てみましたが、ここにきて警戒感を強める方が増えてきた印象です。
相場の流れは読めませんが、結局のところアメリカの経済政策次第でしょう。
トランプ大統領がずっと主張し続けてきた財政政策が実行できるのか?
利上げとバランスシート縮小という金融引き締め策をこの先さらに強化していくのか?
これに加えてFRBのイエレン議長の後任人事も絡んできます。
なかなかに興味深い展開だと思います。
日本では選挙モード一色ですね。
なんの信念も志もない人達が離合集散や名前の付け替えを繰り返しているようです。
自分達のこれまでのポジションにしがみつくためになりふり構わない姿を見ていると、何て言うかもう笑えてきますね。
選挙結果は見えている感がありますが、少なくともこの選挙が相場に与える影響はほとんど無いのではないでしょうか?
選挙どころか日銀も日本政府も現状では株式市場への影響力はほとんど無いと思われます(消費税減税でもするなら話は別ですが)。
何度も言いますが、現状では日経平均もアメリカ次第と言えます。