Jリーグチャンピオンシップ

サッカー

今日29日はサッカーJ1のチャンピオンシップです。

あまり詳しくない人にざっくり説明すると1stステージの王者である鹿島アントラーズと2ndステージ王者で年間勝ち点1位の浦和レッズがホームアンドアウェーの合計2試合を戦って2016年の年間チャンピオンを決めるんです。

僕は浦和レッズのファンですが、それを抜きにしても年間勝ち点1位の浦和が今年のJ1チャンピオンだと思っています。たとえどちらが勝っても。

だっておかしくないですか!?もし鹿島が勝ったら年間1位と勝ち点差15もある3位のチームがチャンピオンってことになるんですよ?もちろん細かいアドバンテージは浦和にあるけど、2試合限定で争う場合あまり勝敗には影響ないですよね。

なぜわざわざこんなややこしい仕組みをつくったか?それはテレビ放映のためです。
Jリーグとしてはなんとか地上波で放送してもらって、一般の人達の関心を集めて人気を高めたい。
一方で放送局は視聴率の関係から優勝が決まる試合以外は放送したくないわけです。普通にリーグ戦を放送してもその試合が優勝決定戦になるとは限らないので、なかなか放送してくれない。

だったらとJリーグが提案したのが確実に優勝が決まるチャンピオンシップという試合を設けるというものでした。これによってチャンピオンシップのテレビ放映が決まりました。
だから明日から始まるチャンピオンシップはJリーグがテレビ放映のためにファンを無視して勝手に作ったおまけだと思っています。

 

そもそも、人気アップのためにいまだにテレビ放映に固執していること自体が時代錯誤ですよね。これだけ若い人達のテレビ離れが指摘されて全体の視聴率も下がっている現在で、ルールを変更してまで旧来型のメディアにすがっているのをみるとサッカーファンとして非常に悲しい気持ちになります。

 

まぁ、こんなシステムも今年で終わるんで、愚痴もこれくらいにしときます。あ、なんでせっかくつくったテレビ放映のためのシステムが今年で終わるかって?それはイギリスの動画配信大手パフォームグループがJリーグのこの先10年間の放映権を2000億円で買ったからです!すごい!

これによって多額の資金を見込めるJリーグはテレビ放映に固執する必要がなくなったので、ファンに不評だったチャンピオンシップを今シーズン限りで終了することになりました。

 

で、さんざん愚痴っといてあれなんですけど…やるからには勝ってほしい!!(笑)

やっぱ鹿島も良いチームだし伝統的に勝利への執念がすごいと言うか、勝ち方を知ってますよね。そんな勝負強い鹿島に浦和の磨き上げたコンビネーションサッカーで勝ってほしい!

特に注目の選手は元鹿島の興梠慎三です。今や浦和の頼れるエースなんで古巣相手に大爆発してほしいです。

…なんだかんだで楽しみにしてる自分。

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