か、勝った・・・!
信じられない!
浦和レッズがアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝第2戦を行い、1-0の勝利!
これにより2戦合計2-1で浦和レッズが決勝進出を決めました!!
浦和としても10年ぶり、Jリーグ勢としてもガンバ大阪以来9年ぶりとなります。
爆買いチーム上海上港
相手の上海上港は多額の資金をつぎ込んで有名選手を”爆買い”してきた、まさに金満チーム。
ブラジル代表にも名を連ねたフッキ、オスカルに加え、エウケソンやウズベキスタン代表のアフメドフ、さらにはポルトやチェルシーで指揮を執ったビラス・ボアスが監督を務めるなど豪華絢爛。
これに対して今期の浦和は成績不振でミハイロ・ペトロビッチ前監督を解任し堀孝史監督が指揮を執り、現在チームを立て直している最中です。
両チームはこのような状態だったので、準決勝が始まる前は正直かなり厳しいな~と思ってました。
しかし、アウェー中国での第1戦は1-1のドロー。
しっかりと勝ち点1を取って、さらに貴重なアウェーゴールもゲットしました!
そして第2戦、ホーム埼玉スタジアムで迎え撃つことになります。
チーム全体の勝利
点を取らなければならない上海は序盤からブラジル人選手を中心に猛攻を仕掛けます。
対する浦和も積極的な守備で対抗。
マウリシオを中心としたディフェンスラインの冷静なコントロールで常にコンパクトな陣形を保ちます。
これにより前線から中盤にかけて組織的なプレスをかけ続けることが可能になりました。
一言で言えば、この試合を決定付けたのはこの連動したプレスだったと思います。
特に前線から積極的にプレスをかけ続けた長澤、アンカーとして中盤の広大なスペースを縦横無尽に走り回った青木、冷静なカバーリングで相手の攻撃の糸口を潰しまくった阿部の3人はすばらしかったです。
また良かったのはこの3人だけでなく、チーム全員が自分の仕事を全うしたと思います。
槙野はフッキをよく抑えて、イラつかせることに成功しましたし(笑)、西川も本来のプレーが戻ってきて危険なシュートをよく阻んでくれました。
さらにマウリシオはラインコントロールだけでなく、的確なフィードで攻撃の起点となっていました。
他の選手も本当に素晴らしかったと思います。
試合の流れとしては前半の早い時間に柏木からのコーナーキックをラファエル・シルバがドンピシャのヘッドで決めて先制!
ラファエル・シルバもきっちり決めてくれたし、柏木の会心のプレイスキックを久しぶりに見れて最高のゴールでした!
その後、上海が多少浮き足立ったのか何度か浦和にチャンスが訪れます。
しかしサイドに攻め込んだ遠藤からのクロスを武藤がヘッドで狙うも枠を外すなど、チャンスを生かせず。
後半に入ると何としても点を取りたい上海がより前掛かりに攻めてきますが浦和は体を張って守りつつ、時折鋭利なカウンターを仕掛けて上海ゴールを脅かします。
しかしここでも、上海のGKの好セーブやバーに嫌われ追加点は取れません。
上海は点を取るために攻撃の選手を次々に投入していきますが、浦和の堀監督も疲労の見える選手に代えて、パワープレーに強くキープ力のあるズラタンや運動量のある梅崎を投入するなど、チームのバランスを崩さない的確な采配を振るっていたと思います。
投入のタイミングも戦況を見極めながら冷静に判断しているように見受けられ、このあたりは前任者のミシャとは大きく異なる部分ではないでしょうか?
結局このままタイムアップとなり浦和が勝利!
フッキやオスカルの個人技などで何度か危険なシーンはありましたが、終始浦和のペースで試合が進み無失点での勝利となりました。
ただやっぱりオスカルは上手かったし、フッキは常に脅威でしたけど(笑)。
まとめ
いや~、ほんとによく勝ってくれました!
次はいよいよ決勝ですね。
相手のアル・ヒラルの監督はあのラモン・ディアスですか。
正直、アル・ヒラルはめちゃくちゃ強いです・・・。
でも強いチームが残るのが決勝なわけで。
まずはリヤドでの第1戦をとにかく喰らいついて、埼スタに帰ってきてほしい。
そして勝ってみんなで喜びたい。
阿部ちゃんのうれし涙が見たい。
決勝戦は11月18日にアウェーで、25日にホーム埼スタで行われます。
レッズサポータじゃない人も応援してくれたら嬉しいです。